Erikaのオーストラリア留学記

              子どもの頃から発音だけを教え込まれて育ったら、英語で話すことが楽しくて大好きになりました。                2012年10月からゴールドコーストの大学に留学中。初めての海外暮らしは、勉強も生活も楽しくて仕方ない毎日です!

でかい・とろい・凄まじい! サイクロン “オズワルド”

2月に入っても、まだまだ夏が続くオーストラリアは、最近少しずつ、風が涼しくなってきました。
それでも日中の日差しは弱まる気配はありません。。
バスを待っているときも、いつも木陰に退避しています^^;
若干恥ずかしいですが、バスがほぼ確実に定刻に来ないので(笑)、日向にいると本当にクラクラしちゃいます。

 

さて今回は、そんなオーストラリアの天候についてお話ししようと思います。
 
日本でも報じられたと思いますが、1月の下旬に、サイクロン「オズワルド」がクイーンズランド州を襲いました。
 
その時、私は Gold Coast の自宅にずっといたのですが、規模も迫力も、日本では経験したことのない凄まじさでした(•Д• )
 
 
まずはサイクロンの大きさ。
ABC NEWS のサイトに載っていた写真をご覧ください。
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分かりますでしょうか?

オーストラリアの北東部、クイーンズランド州のほぼ全域を映した写真ですが、サイクロンの大きさ、尋常じゃないと思いません?

この大きさのサイクロンが、時速約10キロという超絶にとろいスピードで、ゆーっくり南下していきました。

 

どれくらいゆっくりかというと、ほぼ4日間、家に引きこもらざるを得なかったぐらいです。

徒歩2分のところに図書館があるのですが、そこにすら行けないほど、外は暴風雨が吹き荒れて、危機感を覚えるほどの迫力でした。

 

こちらの嵐は、風がとにかく強く、時には歩くのが困難なほど。

ものすごい量の雨は、その風に煽られて強弱の波が見えるほど。

そしてその暴風雨はものすごい音がするんです。ゴオオオオオオォォォという感じで、マンションも揺れていてすごく怖かったです。

まさに frightened といった感じ。(•Д• )

 

サーファーズ•パラダイスでは、街を歩いていた人が吹き飛ばされたり、高層ビルの窓ガラスやドアが割れて破片が吹き飛んだり、といった被害があったようです。

私への被害があったとすれば、マンションの12階に住んでいるというのに、窓際を中心に浸水したことですね(•ω•)笑

やっぱり、オーストラリアはゆるい!!とシェアメイトと話していました^^;

 

 

さて、嵐が去った後は、台風一過のごとく、空は真っ青!

見事に快晴でした☀

 

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ですが、オズワルドの爪痕があらわに。

 

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元は道と並行に設置されていたこの大きなコンクリの塊がこんなに移動していました・・・

 

そして、バス停の時刻表も抜けてしまったようで、立てかけてありまた。隣の木も完全に斜めに傾いてしまっています。

 

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あ、ちなみに、冒頭のバス待ちの風景、まさにこの女の子のような感じです。笑

日陰にすっぽり入ってるでしょ^^ふふ

 

嵐は川の色も変えてしまいました(•Д• )

 

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奥が太平洋、手前が海沿いに流れている川です。

色の違いが分かりますでしょうか?

 

この写真は嵐が去った数日後に撮影したものですが、翌日は海も茶色と青が部分的に入り混じってまだら模様になっていました。

手前の川は、水の流れが海よりもスムーズでないせいか、数日経っても茶色く濁ったままです。

とても不思議な光景でした。

 

 

 

そんなこんなで、オズワルド上陸中は家にずっとこもって退屈な日々でしたが、

今はまたいつもの天気に戻り、オーストラリアの気まぐれな天気に振り回されながら(笑)今日も楽しく過ごしています^^

 

みなさんも、オーストラリアに来るときは、ぜひとも、丈夫な傘も持ってくるのと、予想外の天候に備えてくださいね~^^;