そろそろ2年! 歯が欠けて(!)、学んだこと。
あれれー!!!
なんと最後に書いた記事が4月だったとは・・・
みなさん、大変ご無沙汰してしまいました。Erikaです!
オーストラリアに来てから、なんと2年が経とうとしています!
Time flies! 時間が経つのは本当に速いですね。
今のセメスターでは4科目取っているのですが、全部3年生レベルの授業(オーストラリアの大学は3年制)で、やっぱり今までの科目よりも難易度が高くなり、友達とヒーヒー言いながら頑張っています(笑)
ついこの間、冗談抜きに「ヒーヒー」したことがあったので、今回はその話をさせていただきます(•0•;
それはある水曜日、Uniでの授業が終わり、帰りのバスを待っている時に起こりました。
小腹がすいたので、ちょっとstickyなmuesli bar(シリアルバー)を食べていたんです。
そしたら、いきなり口の中にガリッと何か固いものが。。
「もう、さすがオーストラリアは・・・ ヘンなモノ入れないでよー!」と思って投げ捨てました。
ところが次の瞬間。
なんだか歯に違和感・・・
舌で触ってみると・・・ん???
な、なんと、歯が欠けてる・・・Σ(°Д° ))!!
まさか、さっき投げ捨てた固いものが自分の歯だったという・・・www
とんでもない事態に「まじかよー(笑)」っとまず笑ってしまった自分に、予想外な事に対しての『免疫』がついてると実感しました(笑)
そういうわけで、カケた歯をそのままにしておけないので、歯医者を探すことに。
次の日(木曜)に、近所のショッピングセンター内にある日本語対応の病院に行って、
日本語で治療が受けられる歯医者を2軒紹介してもらいました。
1軒はオージーのお医者さんで、日本語の通訳の方がいる病院。
もう1軒は日本人経営のデンタルクリニック。
不幸なことに、金曜が祝日のため、今日を逃すと魔の3連休。
休み中は「働きたくない」マインドのオーストラリアなので、できるだけ早くまず診察してもらおうと決め、日本人のクリニックに予約の電話をしました。
日本語で対応してくれて、その日の午後に診察の予約を入れてもらい、まずは一安心です。
クリニックは、ゴールドコーストで一番に賑わっているエリア、サーファーズパラダイスにあるモールの中。
でもなんとなく寂れた雰囲気の建物がちょっと不安を煽ります・・。
着いたらすぐに診察室に通され、早速診察開始。
清潔感あふれる、白を基調とした、あの歯医者を想像して行くと、ここはかなりビックリするような内装です(^^;
肝心の診察は、欠けた部分は(以前治療した際の詰め物ではなく)自分の歯で、ヒビが入っている・・・とのこと。
その場ですぐに治療ができると案内されましたが、治療費が$285(約25,000円)かかると言われ、( ゚Д゚)
診察費の$61(約6,000円)を払って、その日は退散しました。
・・・た、高い!!!汗
ちなみにこちらの虫歯の治療の相場は、だいたい$150前後だそうです。
しかも、留学生が加入マストのOSHCという保険は、Dentalはカバーされないので、全額自己負担。
もともと日本より相場が高いとはいえ、学生にはちょっと痛すぎる・・・
とりあえずは歯の状態を把握することができたので、
知人に勧められたGriffith University(私の通う大学)のdental studentが治療するDental Serviceに行くことにしました。
3連休が明け、今度はUniのクリニックへ。
ここの診察室は、新しくできたビルということもあり、見た目もクリーン。
初診に必要な書類を書いて、レントゲンを撮り、Professionalの先生に、どういう治療をするかの説明を受けました。
専門用語は使わずに分かりやすい説明で、質問をするとさらに詳しく教えてくれました。
後日、同クリニックで歯科学を専攻している生徒に治療をしてもらいました。
2人一組の生徒にTutor(先生)がついて、進捗を確認しながらの治療でした。
本治療は日本に帰った時にかかりつけの歯医者でやることを伝えたので、欠けた部分と詰め物の一部を削り、応急処置として樹脂を詰める、という治療を2回に分けて施してくれました。
とても慎重かつ丁寧な治療で、歯の表面をものすごく滑らかに整えてくれました!(^^)
レントゲンが高かったですが、トータル$120(約12,000円)ほどで、なんとかお安く済ませることができました。
いろいろと大変でしたが、とりあえずは応急処置が済んだので、一安心です(´ω`)
次の帰国まではmuesli barはもう食べません!笑
こういう緊急事態の時って、「日本のモノ」に頼ってしまう傾向があるんだな~と思いました。
なんていうか、「ジャパニーズ・クオリティへの安心感」というperception(偏見)です。
大学でマーケティングを専攻している観点から、この一連の出来事を振り返ってみて
ターゲット層やcompetitiveness(競争性)、それからcompetitive advantage(最新の技術を用いた治療、という強み)などに考えをめぐらせてみると、それぞれの値段設定や評判などに腑に落ちるものがありました。
勉強したことが生かされました(^q^;
留学生活、そろそろ2年になりますが、経験してみないと実践できないこと・分からないことがまだまだたくさんあるんだな~
と実感できた出来事でした。
久々の更新ということで、長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!
PS
くれぐれも、口の中に異物があったからって、すぐに放り投げちゃだめですよ!笑